【北部九州総体取材班】全国高校総合体育大会・北部九州総体は3日、九州各県で行われた。弓道の男子個人で冨名腰朝成(首里)が決勝まで勝ち進んだが、上位8人に勝ち進むことができず、順位なしだった。女子個人は準決勝に仲間美咲(興南)が進出したが、決勝進出はならなかった。
弓道女子個人戦の仲間美咲(興南2年)は準決勝で2本の矢を外し、惜しくも敗退した。
九州高校総体で準優勝して「自分はそこまでいけるんだと自信がついた」。満を持して臨んだ初の全国大会の壁は厚かった。
予選は3中で通過。準決勝の1本目は的を外したが、2本目は持ち直して的中。3本目は的のやや上方に外し「練習時に上に外す事があり、それが出てしまった」と反省した。
「結果としては終わってしまったが、自分の中ではいつもと同じ射ができたからよかった」と、前向きに振り返る。県の新人戦に向けて「大会で得た経験をメンバーに伝えて行きたい」と笑顔で語った。
(ジャン松元)
(長崎県島原復興アリーナ)
▽女子個人予選(4射3中) 仲間美咲(興南) 3中=準決勝進出、宮里恵加(興南) 2中=落選
▽同準決勝(4射3中) 仲間美咲(興南) 2中=落選