パリ・パラリンピックは4日(日本時間)、ゴールボール女子の準々決勝が行われ、日本はブラジルに0―2で敗れてメダルを逃した。同日行われた5、6位決定戦ではカナダに0―1で敗れ、6位で大会を終えた。
八重瀬町出身の安室早姫(沖縄盲学校―筑波大付視覚特別支援学校高等部―明治大出、SMBC信託銀行)はブラジル戦、カナダ戦とも途中出場した。
カナダ戦では後半にセンターとして出場し、好セーブを連発したが、互いに無得点のまま迎えた後半8分、相手ボールが安室の両足付近でバウンドし、失点を許した。
日本は12年ぶりの金メダル獲得を目指していた。安室は「悔しさをばねに4年後はまた金メダルを目指す」と話した。
(渡真利優人)