【東京】沖縄基地負担軽減担当相を兼務する林芳正官房長官は5日午前の会見で、就任後初の沖縄出張について「沖縄県などと調整中だ」と述べた。沖縄出張についての調整状況を問われて答えた。
関係者によると、林氏は6日から7日にかけて沖縄を訪問し、玉城デニー知事らと面会する予定だったが、能登半島地震への対応を優先するため5日までに日程の再調整が決まった。
沖縄では、政府が昨年末、米軍普天間飛行場の移設に関連する移設工事の申請を県に代わって承認する代執行に踏み切ったことを踏まえ、今後の政府方針について説明するものとみられていた。
(安里洋輔)