松川宜野湾市長が急逝 出張中、都内ホテルで 病死か 副市長が職務代理


松川宜野湾市長が急逝 出張中、都内ホテルで 病死か 副市長が職務代理 林芳正官房長官(右)と面談し、米軍普天間飛行場の跡地利用費用の支援を要請する松川正則宜野湾市長=25日、首相官邸(市提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 梅田 正覚

 宜野湾市の松川正則市長(70)が26日、公務出張先の東京都港区赤坂のビジネスホテルのベッドに寝間着姿で倒れているのが見つかり、そのままホテルで死亡が確認された。市によると、大きな持病は抱えておらず、体調は血圧が高い程度だったという。病死とみられ、警視庁が詳しい死因などを調べている。

 和田敬悟副市長が職務を代理する。県内首長の在任中の死去は2022年5月の伊江村長以来。

 松川市長は24日から米軍普天間飛行場の跡地利用に向けた費用の支援や沖縄西海岸道路の宜野湾市内区間を早期に事業化するよう要請するため、26日までの日程で上京。林芳正官房長官や自見英子沖縄担当相、内閣府幹部らと面談していた。26日は財務省を訪問し、帰任予定だった。

 26日午前9時にホテルロビーで待ち合わせをしていたが姿を現さず、随行職員が部屋を訪ね、ベッドに倒れているのを発見した。駆けつけた医師が死亡を確認した。

 市は市選挙管理委員会に市長の死亡を通知した。公職選挙法の規定上、9月14日までに市長選が実施される見通し。

 同日午後に会見した和田副市長は「突然の訃報に職員一同、深い悲しみと哀悼の意を表するとともに、故人のご冥福をお祈り申し上げたい」と述べた。

 松川氏は1953年9月生まれ。宜野湾市野嵩出身。琉球大短期大学部卒。73年市役所入庁。2012年3月に副市長に就任。18年9月の市長選で初当選。22年に再選され、現在2期目。任期は22年9月30日から26年9月29日まで。

 (梅田正覚)