大麻や危険ドラッグを沖縄に密輸 台湾籍の医師を起訴、一緒に逮捕された男性は不起訴 那覇地検


大麻や危険ドラッグを沖縄に密輸 台湾籍の医師を起訴、一緒に逮捕された男性は不起訴 那覇地検 那覇地検(資料写真)
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 那覇空港の税関検査場で7月、台湾からの男性旅客2人が大麻などを密輸したとして逮捕された事件で、那覇地検は9月12日までに液体大麻約0.63グラムとLSDなどを含有する紙片7枚を荷物内に隠し密輸したとして、大麻取締法違反(8月14日付)と麻薬取締法違反、関税法違反の罪で、台湾籍で医師の被告(44)を起訴した。

 起訴状などによると、被告は7月6日、台湾籍で自称自営業の男性(39)と那覇空港に降り立ち、荷物の中に大麻やLSD、危険ドラッグのRUSH(ラッシュ)などを隠していた。税関職員が検査で発見したとされる。

 県警は大麻取締法違反と医薬品医療機器法違反の容疑で被告と男性の2人を逮捕した。男性は9月11日付で不起訴処分となった。那覇地検は処分理由を明らかにしていない。