「沖縄用語辞典」の記事一覧

　アメリカの軍服。Herringbone Blouseand Trousers（杉あや織り服）の略称。戦禍により衣服がなかった沖縄住民に、米軍から放出された。戦 ...

　アジサシ類カモメ科の旅鳥、全長３０センチ。後頭部のはち巻状の黒が特徴で、全体的に白く、尾は長い。夏鳥として東南アジア方面から飛来し、琉球列島各地の無人島や岩場 ...

　生没年未詳　尚清王の第八夫人の父。領地に神の出現があり、それが王の目に留まるなど徳の高い人物とされる。三重城の築城にも関係する。城岳から奥武山付近までが領地で ...

　沖縄本島南部、那覇市から東南へ９キロ、与那原町など６町村に隣接し、島尻郡のほぼ中央に位置する。沖縄では数少ない海に面しない村。純農村地帯として発達した。大規模 ...

　１９６４年に石垣市と合併した町。石垣島は現在の一島一市となった。１４年に八重山村が石垣、大浜、竹富、与那国の４カ村に分村し、４７年に大浜村が町に昇格。パイン産 ...

　琉球八社の一つ。もとは那覇港埠頭の沖山臨海寺の境内にあった。熊野権現を勧請して建立。『上り口説』に「沖の側まで…」と歌われている。明治末期に安里八幡宮境内に移 ...

　沖縄をテーマにした映画。劇、記録映画など数多い。その中でも「ひめゆりの塔」（１９５３年・今井正監督）は大ヒットし、その後も３作品がリメイクされている。県出身の ...

　１９５７（昭和３２）年、沖縄キリスト教団により那覇市首里当蔵町に沖縄キリスト教学院として創設。５９年に短期大学が設置され今に至る。英語科と保育科がある。所在地 ...

　略称は沖教組。本土復帰の前年の１９７１（昭和４６）年９月、沖縄教職員会が労働組合の機能を備えて呼称を変更した。組合への移行は５４年３月の総会で決定して組合結成 ...

　県初の大臣就任は、１９９１年１１月発足の宮沢喜一内閣に、国務大臣（沖縄・北海道開発庁長官）として入閣した伊江朝雄。２人目は９３年８月発足の細川護煕内閣に国務大 ...

　１９４８年１２月に発足した地域婦人会の連合組織。略称沖婦連。戦後女性らが相互扶助と連帯を求め、各市町村に地域婦人会を組織したのが始まり。婦人の地位向上、福祉増 ...

　県内で最初の県立実業学校として、１９１０年に設立認可された水産教育機関。前身は０４年設立の糸満村立水産補習学校。０７年に郡営化、島尻水産学校と改名、那覇区垣花 ...

　１９３７年乙種農学校として開校。初代校長は島袋俊一。戦前の沖縄中等教育界初の男女共学であった。４３年には甲種農学校に昇格、２年制から３年制に改正された。戦後は ...

　児童文化ならびに児童福祉の向上を図るための啓蒙活動などを行う。１９８８年５月設立。活動内容は、離島・へき地を対象にした「子どもの文化キャラバン」や沖縄の昔ばな ...

　霜多正次著。筑摩書房、１９５１年刊。戦後、米軍の占領下に置かれた沖縄の政治的・社会的状況を歴史と文化をからませて描いた長篇小説。同郷の考え方も世代も異なる３人 ...

　２００２年から向こう１０年間の沖縄振興の基本方向を示す。従来の振興開発計画から「開発」の２文字を取り去った。３次振計まであった「本土との格差是正」から「沖縄の ...

　共同研究体制の確立をめざす大学内の教育機関。沖縄大学の基本理念である「地域に根ざし、地域に学び、地域と共に生きる開かれた大学」に基づいて１９８８年に設立。〈地 ...

　ツゲ科の常緑小高木。方言名はチギ、ウコールギーなど。石垣、与那国、紅頭嶼などの一部に産する。材はち密で堅く光沢があり、印鑑、櫛などに加工される。庭木や生垣とし ...

　東峰夫（１９３８～）の小説で、第３３回文学界新人賞、第６６回（昭和４６年度下半期）芥川賞を受賞した。主人公の少年の目で、基地の街コザと周辺の人びとの生活ぶりが ...

　１９４６年１月、戦後の教員不足の解消と人材育成をめざし、具志川市田場に開設された短期実務教育機関。師範・外語部・農林部でスタートしたが、まもなく外語・農林部は ...

　１９９５年、那覇商工会議所・東南アジア経済視察団を中心に設立された。県内企業がミャンマーに進出し、投資、経済取引などをする際に支援、協力をする。研修生の受け入 ...

　１８９５～１９５５（明治２８．９．１２～昭和３０．８．３０）　裁判官、沖縄法制史研究家。岐阜県安八郡生まれ。１９２５年から３年間那覇地裁判事。著書に『沖縄の人 ...

　方言名トゥガシチャー。棘皮動物門ヒトデ綱オニヒトデ科に属する。からだは大きく円形、１３～１６本の腕が伸びており、有毒の鋭いトゲがびっしり生えている。イシサンゴ ...