「沖縄用語辞典」の記事一覧
当間重陳 (とうま・じゅうちん)
2003/03/01
1591~1676(万暦19.1.11~康煕15.4.4) 鳩目銭(俗に当間銭)を鋳作、広めたとされる。隅州国分の人。1610年に渡琉し、34年豊見城間切当間 ...
唐船ドーイ (とーしんどーい)
2003/03/01
沖縄のゾメキ(騒ぎ歌)を代表する座興歌。数年に1、2度進貢船が那覇に入港するとき、庶民の高鳴る気持を早弾きで表現したもの。南島に広く分布する「あぶしぐい」系の ...
トキ・ユタ禁止令 (とき・ゆたきんしれい)
2003/03/01
トキ(覡、時)は神事などの日を選ぶ者(男)で、古琉球時代は時之大屋子という役職もあった。ユタ(巫女)は神うらない。これらは迷信、邪術だとして、王府は17世紀中 ...
トックリキワタ
2003/03/01
パンヤ科の高木。南米原産、別名トボロチ(ブラジル名)。1964年に天野鉄夫がボリビアから種子を入れ、生育させたのが最初。幹はとっくり状に肥大し、円錐形の刺があ ...
豊見城市 (とみぐすくし)
2003/03/01
沖縄南部地域の通過口に位置し、那覇・糸満両市に隣接する。2002年4月1日、豊見城村から市制施行。人口5万652人で県内11番目の市として誕生。那覇市郊外の住 ...
永井長積 (ながい・ちょうせき)
2003/03/01
1876~1948(明治9.5.17~昭和23.3) 沖縄県最初の歯科医、奄美・喜界町出身、旧姓楊(やなぎ)。1903年首里鳥堀町で開業、その後、那覇に移る。 ...
仲宗根政善 (なかそね・せいぜん)
2003/03/01
1907~1995(明治40.4.26~平成7.2.14) 言語学者。今帰仁村生まれ。東大卒。沖縄戦でひめゆり学徒を引率し、『沖縄の悲劇―姫百合の塔をめぐる人 ...
仲間川天然保護区域 (なかまがわてんねんほごくいき)
2003/03/01
西表島東部の仲間川流域一帯。河口から上流約5キロにわたり6種のマングローブ植物に覆われ、亜熱帯特有の生物が生息。山地との間にはサガリバナ群落、山手にはヤエヤマ ...
仲村渠樋川 (なかんだかりひーじゃー)
2003/03/01
玉城村字仲村渠にある石造井泉。樋川は湧泉の意。地元ではウフガーとも。琉球石灰岩で築かれた現在の施設は、1912年の築造。イキガガー(男性用)とイナグガー(女性 ...
名護良豊 (なご・りょうほう)
2003/03/01
1551~1617(嘉靖30~万暦45.11.15)三司官。名護親方良員の二子。馬姓(小禄家)の3世。1579年王舅として中国へ渡る。92年三司官及び名護間切 ...
那覇市 (なはし)
2003/03/01
沖縄本島南西部に位置し、県庁所在地。総面積38.98平方キロ。1921年に市制施行。東シナ海に面し、空港とふ頭(那覇、泊、新港)がある。第3次産業を中心とする ...
波上宮朝鮮鐘 (なみのうえぐうちょうせんしょう)
2003/03/01
戦前、国宝に指定された梵鐘。いつの時代に朝鮮から渡ってきたか不明だが、胴に飛天や菩薩像のほかに鐘銘があり、その銘文から956(高麗光宗7)年に造られたものと判 ...
『南涛文学』 (なんとうぶんがく)
2003/03/01
新報カルチャーセンター小説教室の受講生、修了者で発行している同人誌。1987年8月創刊。発行者は南涛文学会(会長・長堂英吉)。所属作家に下地芳子、前田よし子、 ...
ニシキエビ
2003/03/01
方言名トライビ【沖】、オホガマチ【奄】。イセエビ科の仲間。体長60センチ。第1触角と歩脚に黄色と黒色のまだら模様がある。サンゴ礁周辺にすむ。色彩豊富で形もよく ...
日米琉懇話会 (にちべいりゅうこんわかい)
2003/03/01
1960年7月、琉球政府の行政主席、大田政作は東京で池田勇人首相らと会談し、日米琉各政府代表による懇話会設置を提唱した。一時期脚光を浴びたが、受け入れられず構 ...
日本政府派遣医師団 (にほんせいふはけんいしだん)
2003/03/01
1966年から70年まで実施された、日本政府の援助による学童検診。九州の4つの国立大学医学部より編成され、小児科、眼科、耳鼻科、皮膚科、歯科等各専門分野の医師 ...
伊野波節 (ぬふぁぶし)
2003/03/01
古典音楽の楽曲の一つ。『屋嘉比工工四』『琉歌百控』に伊野波節とあり、両者とも本歌が記されている。恋歌や生別離苦等の内容が多い。組踊では生き別れの悲しい場で効果 ...
ノグチゲラ
2003/03/01
キツツキ科の留鳥。沖縄県の鳥。方言名キータタチャー。全長31センチ、全身赤褐色にみえる。雄は頭上が赤い。沖縄本島北部の森林に約100羽が生息する。国内希少動植 ...
パイパティローマ
2003/03/01
波照間島の南方にあるといわれる楽土。パイは南、パティローマは波照間島の意。文献に平田村の住民4、50人が南の島へ逃亡したとある。圧制からの逃避と伝えられるが、 ...
箔絵 (はくえ)
2003/03/01
漆器の加飾技法の一つ。漆で文様を描き、その上に金箔や銀箔などをはる。また、三角形、長方形、菱形等の切箔をはり、幾何学模様を表わす。代表的な図柄の山水楼閣人物な ...
鷲ぬ鳥節 (ばすぃぬとぅるぶし)
2003/03/01
八重山を代表する民謡。あこう樹に巣を造った大鷲が、雛を育て元日のあさぼらけ、若鷲とともに飛び立ち、朝日に悠々と舞うさまを謡った内容。『鷲ゆんた』を節歌に改作し ...
パッションフルーツ
2003/03/01
トケイソウ科の常緑つる性植物。熱帯アメリカ原産。熱帯果樹の一つ。花は白色大輪で、時計の文字盤のような形をしている。果実は楕円形で径5~7センチ、色は品種によっ ...
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