6月・男の料理教室



魚の調理は任せて 南城市で「男の料理教室」








料理教室で、妻たちに料理を配膳する男性陣=南城市知念の西大学院

 【知念】琉球新報社が取り組む団塊プロジェクトの一環として「夫婦で楽しむ 男の料理教室」(協力・西大学院、協賛・アサヒビール)が24日、南城市知念の同学院で行われ、夫婦18組が参加した。男性陣は調理に自信を得て、女性陣は「クラシック音楽を楽しむための教養講座」を学び、夫婦ともに満足そうな笑顔が広がった。


 メニューはマダイを調理した「照り焼き」「潮汁」、カルパッチョに似た「鯛とサクナのセビチェ」など5品目。同学院の西大八重子学院長の指導で、魚のおろし方やコメの洗い方など調理の基本を学んだ。「うろこはどうする」「コメは水が透き通るまで洗うのか」など盛んに質問が飛んだ。早速、魚のおろしに挑んだが、骨の方に身がたっぷり残っている人も。四苦八苦しながら予定より約1時間遅れで5品を仕上げた。


 食事会では配膳(はいぜん)も男性陣が担当。夫婦、参加者同士で会話が弾んだ。北谷から参加した田口純さん(56)は「料理の基本が分かり満足」、妻のキミヱさん(54)は「雰囲気も、味も最高です」と話した。


(2006/06/25)