8月初旬の台風6号が去った後、沖縄でも気候変動を感じさせるかのようにうだる暑さが連日、続いていた。8月25日の午後、名護市では久々に暗雲が立ち込め、カタブイが発生した。
名護湾沿いの国道58号から臨む本部半島の稜線の向こうに、ありもしない峰々が、まるで蜃気楼(しんきろう)のように幾重にも浮かび上がった。この不可思議な現象を車窓から目撃し、すぐさまカメラに収めた。数十分後、再び同所を通過すると、不思議な峰々は消え去っていた。あれは一体、何だったのだろうか。
(池辺賢児通信員)
【あわせてオススメ】
▼「住みここち」九州・沖縄ベスト10に県内4市町村 沖縄の最高位は?商業施設充実、子育てしやすい…