梅雨の恵み受けおいしくなーれ 宜野湾・大山の田芋 きょう芒種


この記事を書いた人 琉球新報社
小雨がぱらつく中、旧盆の出荷に向けてターンム畑で作業する農家=4日午前、宜野湾市大山

 5日は二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」。沖縄では5月21日の小満(しょうまん)からこの日までを「小満芒種(すーまんぼーすー)」と呼び、梅雨の時期に当たる。

 梅雨前線の影響で小雨が降った4日、宜野湾市大山の畑ではターンム(田芋)がすくすく成長していた。雑草取りなど作業に精を出していた農家の宮里千恵美さん(55)は「おいしいターンムに育てたい」と話した。

 沖縄気象台によると、これから1週間は高気圧に覆われて晴れる日もあるが、梅雨前線などの影響で曇りの日が多く、期間のはじめは雨が降る所がある見込み。