22日は二十四節気の一つ「小雪」。暦の上では寒さが日に日に厳しくなり、本格的な冬の始まりとされている。沖縄地方では朝夕肌寒くなってきたとはいえ、21日昼すぎには那覇などで23度を超える陽気となった。
宜野湾市大山の畑では、これから旬を迎えるターンム(田イモ)の収穫が始まっている。農作業に汗を流していた石川明さん(59)は「今年は良い出来。上等です」と笑った。
沖縄気象台によると、沖縄本島地方は22日未明から昼すぎにかけ、また大東島地方は同日朝から夜の始めごろにかけて、発達した積乱雲の影響で落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨となる可能性があり、注意を呼び掛けている。
向こう1週間は湿った空気や寒気の影響で曇りの日が多く、雨の降る日がある。