琉球新報Style「えくぼママの沖縄子育て」は、今回が最後のコラムになります。
このコラムの執筆を始めたのはもう随分前のこと。
子育てって思いのほか孤独で不安だらけで、肩の力を入れようと思えばいくらでも入れられる。
もう気づいたら肩バキバキで身も心もすり切れちゃったり…
雑誌やテレビでキラキラ輝くママ達を見ては、自分だけ取り残されたような気持ちになったりして。
沖縄に親戚や友人もあまりいなかった私は、
出産してすぐのホルモンバランスの変化も相まって、何だか凄く不安定でした。
そんな中で出会ったのが『たいようのえくぼ』。
児童館で読んだフリーペーパーには、とても身近なエピソードがたくさん載っていて、沖縄に住んでいるママ達に親近感をもった私は、すぐにボランティアスタッフに参加したいと連絡しました。
色んなママ達と話すことで凄く世界が広がったし、子育ての肩の荷も少し軽くなった事を覚えています。
情報をシェアする事って大切だな。
そんな思いで書き続けてきた、たくさんのコラム。
同じ悩みを抱えているママからの反応があると嬉しくて、みんな同じように悩みながら頑張っているんだなと思えたりして。
あの時は永遠に感じた夜泣きやイヤイヤ期。
そんな子ども達も、今は小学四年生と二年生になり、すっかり手がかからなくなりました。
子どもたちはもう、ママより友達を優先する事もしばしば。
嬉しい反面ちょっと寂しかったりして。
そんな時にふと自分の書いたコラムや漫画を見ると懐かしさが押し寄せてきます。
今思えばこうやってコラムを書くことで、しんどい事や孤独な気持ちを少し軽減できていたのかもしれません。
そして仲間たちが書くコラムを見ることでたくさんの学びがありました。
こんな方法があったのね!
私だけじゃないんだ!
頑張りすぎなくていいんだ!
子育て中は外に出る事も大変で、家に籠もり気味になったり、ママ友を作る勇気がなかったりしたけれど、自分に合う情報を取得する事でお家にいながらでもずいぶん息抜きが出来ました。
重い扉を開けて外に出て人と話す事で世界が広がる事もありました。
コラムは今回が最後になりますが、たいようのえくぼでは『沖縄の子育てをもっと楽しく』そんな思いで、フリーペーパー、SNS、イベント、ポッドキャストなどを通して子育て情報を発信していきます。
これまで、ご愛読くださった皆さまありがとうございます。
是非またホームページにも遊びに来てくださいね。
(えくぼママライター haremama)
「えくぼママの沖縄子育て」は今回で最終回となります。
これまで長い間お読みいただき誠にありがとうございました。
これまで掲載したコラム自体は今後も琉球新報のサイト上でお読みいただけます。
琉球新報デジタル推進局
☆ プロフィル ☆
haremama
関西出身の2児の母で、働くママ。
整理収納アドバイザー1級を取得。
関西人の夫と、沖縄生まれ沖縄育ちの息子と娘との4人暮らし。
楽しく晴れやかに過ごせる為の方法を毎日大真面目に考えています。
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