沖縄市在住の久場良竜さんは磯釣りで48キロのアーラミーバイを釣り上げた実績のある釣り歴40年のベテラン釣師。3年ほど前から船釣りも始め、粟国島沖で28キロ、1月には津堅島沖で10キロのアーラミーバイを釣り上げている。2月26日もアーラミーバイを狙って釣り仲間2人と津堅島沖に出かけた。
まずはグルクン釣りをしながら、置き竿(ざお)で大物を狙ったが、なかなか食い込まず、グルクンが30匹ほど釣れたので、午前10時からは手持ちで大物を狙った。すると突然大物のアタリがあり、根擦れでラインを切られてしまった。再び大物仕掛けを落とすと、午前11時にコンと前アタリがあったので、体勢を整え、竿のチェルマーレBG165Hが大きく引き込まれるのを待って、合わせた。ドラグはフルドラグに締めていたので、糸を出されることはなかったが、電動リールのビーストマスター6000が巻けない。竿を上げてから、下ろした分を巻き取るポンピングという方法で、ジワリジワリと巻くことができたので、必死に糸を巻き取っていると、5分ほどで巨大なアーラミーバイが水面に浮いた。船の舷門を開けて2人がかりで船内に上げたのが131センチ・40キロのアーラミーバイだった。銀河090(1945)9324。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)