うるま市在住の上原竜男さんは本格的にチンシラーを狙って25年以上のチンシラーハンター。これまで56.5センチを筆頭に50センチオーバーのチンシラーを毎年のように釣ってきた。
干潮前後に立ち込みで水路のかけ上がりを狙うのが、屋我地での上原さんのチンシラー釣りのスタイル。潮回りの良い3月13日から15日に、3日間連続でチンシラーを狙った。
13日と14日は水温が低くアタリなし。15日は水温が上がったので下潮時の午後4時ごろに良型のチンシラーがヒットし、足元まで寄せたところでバラしてしまった。潮が止まってから上げ潮になる時に釣れることが多いので集中していると、夕闇が迫ってきた午後6時前に、ウキがゆっくりと沈み水路の深みに向かって走った。極翔硬調黒鯛1号の弾力と、ハイパーフォース3000番のレバーブレーキを駆使して、魚の強い引きに耐えること5分、3番目の自己記録となる55.2センチ・2.62キロのチンシラーを釣り上げることができた。
3月17日、西崎漁港を会場にソルブレ・グレックス合同チヌ釣り大会が開催された。主な結果は次の通り。
1位 前里武(5匹)4720グラム
2位 新屋圭悟(3匹)3550グラム
3位 濱川翔伍(5匹)3511グラム
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)