「書評」の記事一覧
『歩きはじめた沖縄』 日本の未来像へ導く
2016/08/28
#書評
『歩きはじめた沖縄』緒方修著 花伝社・1620円 第1章「自然」、第2章「歴史」、第3章「沖縄戦」、そしてようやく第4章で「辺野古はいま」。この構成は、沖縄の ...
ベストセラーランキング(2016/8/28)
2016/08/28
#書評
■ジュンク堂書店那覇店 (1)有川浩著「アンマーとぼくら」(講談社・1620円) (2)村田沙耶香著「コンビニ人間」(文芸春秋・1404円) (3)ライザップ著 ...
『奔流の彼方へ 戦後70年沖縄秘史』 CICの実態描き警鐘放つ
2016/08/21
#戦後70年
『奔流の彼方へ 戦後70年沖縄秘史』島袋貞治著、琉球新報社編 琉球新報社・1080円 一読するや、壮大な長編歴史劇映画を見終わったときのように、しばし興奮が冷 ...
『君よ観るや南の島 沖縄映画論』 憎めない沖縄映画への愛
2016/08/21
#書評
『君よ観るや南の島 沖縄映画論』川村湊著 春秋社・2484円 本書のタイトルに「沖縄映画論」とあるが、批評性は薄く、著者の「沖縄映画」に対する思いをつづったエ ...
ベストセラーランキング(2016/8/21)
2016/08/21
#書評
■戸田書店豊見城店 (1)有川浩著「アンマーとぼくら」(講談社・1620円) (2)村田沙耶香著「コンビニ人間」(文芸春秋・1404円) (3)金城幸政著「あな ...
『家族写真をめぐる私たちの歴史』 時代映す多様な言葉
2016/08/14
#書評
『家族写真をめぐる私たちの歴史』ミリネ編、皇甫康子責任編集 御茶の水書房・2376円 日々、あなたは誰とどんな時に写真を撮りますか? 大切な写真はありますか? ...
『沖縄自立と東アジア共同体』 パラダイムの転換
2016/08/14
#書評
『沖縄自立と東アジア共同体』進藤榮一、木村朗 共編 花伝社・2160円 問われるべきは「沖縄問題」ではなく、沖縄に犠牲を強い続ける「日本問題」であり、世界最大 ...
『日本の対中国関与外交政策』 「開発援助」の実態
2016/08/14
#書評
『日本の対中国関与外交政策』高嶺司著 明石書店・3888円 「世界第2位の経済大国である中国に、なぜ日本が経済支援をしなくてはならないのか?」このような疑問を ...
ベストセラーランキング(2016/8/14)
2016/08/14
#書評
■球陽堂書房那覇メインプレイス店 (1)梶本修身著「すべての疲労は脳が原因」(集英社・756円) (2)橘玲著「言ってはいけない」(新潮社・842円) (3)青 ...
『沖縄自立の経済学』 「自立」論議の契機に
2016/08/07
#書評
『沖縄自立の経済学』屋嘉宗彦著 七つ森書館・2376円 沖縄は、なぜ経済の自立にこだわるのか。はたまた政治的独立も視野に入れた経済の自立とは。定義や内容が不明 ...
『金城次郎とヤチムン』 名陶の論理 読解を指南
2016/08/07
#書評
金城次郎とヤチムン (がじゅまるブックス) 『金城次郎とヤチムン』松井健著 榕樹書林・1490円 本書は、金城次郎の焼物が、他を圧(お)して美しいのはなぜか? ...
『法廷で裁かれる沖縄戦』 補償の二重基準に迫る
2016/08/07
#書評
『法廷で裁かれる沖縄戦』瑞慶山茂編著 高文研・各5400円 戦後、日本では、現在までに50兆円以上が投じられ、元軍人・軍属とその遺族に対して手厚い補償が施され ...
ベストセラーランキング(2016/8/7)
2016/08/07
#書評
■くまざわ書店那覇店 (1)有川浩著「アンマーとぼくら」(講談社・1620円) (2)原ゆたか著「かいけつゾロリのおいしい金メダル」(ポプラ社・972円) (3 ...
『誰がこの国を動かしているのか』 日本政治の暗部明かす
2016/07/31
#書評
『誰がこの国を動かしているのか』鳩山友紀夫、白井聡、木村朗著 詩想社・994円 4年前、石原慎太郎元東京都知事が、尖閣列島を都が買収すると放言していたずらに中 ...
『沖縄初の外交官 田場盛義の生涯とその時代」』 根底に沖縄人の自我
2016/07/31
#書評
『沖縄初の外交官 田場盛義の生涯とその時代」』又吉盛清 国吉美恵子編 同時代社・2700円 田場盛義のことを沖縄ではどれぐらいの人が知っているだろうか。沖縄初 ...
ベストセラーランキング(2016/7/31)
2016/07/31
#書評
■Booksきょうはん安謝店 (1)柳沢英子著「全部レンチン!やせるおかず作りおき」(小学館・1080円) (2)アンドレス・ダンサ、エルネスト・トゥルボヴィッ ...
『「花ゆうな」第22集』 観察眼と人生観 光る歌集
2016/07/24
#書評
『「花ゆうな」第22集』花ゆうな短歌会 新星出版・2000円 花ゆうな短歌会による22冊目の合同歌集。第1章には会員32人の歌が並ぶ。戦後70年ということもあ ...
『久米島の「沖縄戦」』 虐殺の史実、継承へ
2016/07/24
#書評
『久米島の「沖縄戦」』大田昌秀著 沖縄国際平和研究所・1728円 鉄血勤皇隊の体験を持ち、かつ沖縄戦研究者として多数の本を執筆している著者がいつ「かけがえのな ...
ベストセラーランキング(2016/7/24)
2016/07/24
#書評
■リウボウブックセンターリブロ (1)otoCotoOKINAWA著「SOUVENIR&CRAFT OKINAWA」(エムオン・エンタテインメント・1296円) ...
『沖縄と海兵隊』 日米同盟の口実暴く
2016/07/17
#書評
『沖縄と海兵隊』屋良朝博、川名晋史、齊藤孝祐、野添文彬、山本章子著 旬報社・2916円 著者らは、公開された日米の政府文書や議会資料などを用いて海兵隊の沖縄駐 ...
『琉球独立への経済学』 立ち位置、明確に自覚
2016/07/17
#書評
『琉球独立への経済学』松島泰勝著 法律文化社・2700円 本書は、今まさに時宜を得た出版である。「独立」は琉球にとって見果てぬ夢である。しかし独立は領土紛争を ...
ベストセラーランキング(2016/7/17)
2016/07/17
#書評
■球陽堂書房那覇メインプレイス店 (1)金城幸政著「あなたのなかのやんちゃな感情とつきあう法」(サンマーク出版・1512円) (2)梶本修身著「すべての疲労は脳 ...
『福木』 余裕と深さ にじみ出る
2016/07/10
#書評
『福木』 沖縄エッセイスト・クラブ編 新星出版・1500円 沖縄は今、悲哀と憤怒の中にある。また、尊い命を守れなかったという自責と悔恨がある。もうこれ以上、犠 ...
『思(うむ)いみぐい』 深い洞察で紡ぐ心の声
2016/07/10
#書評
『思(うむ)いみぐい』 波平幸有著 ブイツーソリューション・1620円 前詩集『小(ぐゎあ)の情景』(第38回山之口貘賞)で「小」という沖縄口を一つの思想にま ...
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