「社説」の記事一覧
<社説>知事権限封じ検討 愚策やめて辺野古断念せよ
2016/12/30
名護市辺野古の新基地建設で、政府が翁長雄志知事の承認が必要となる埋め立て計画の変更申請を避けることを検討している。知事権限での工事中断回避が目的だ。果たしてそ ...
<社説>米艦防護運用開始 米国の戦争への加担やめよ
2016/12/30
米軍など他国軍の艦艇を防護し、場合によっては武器を使用するという新たな任務を自衛隊が担うことになった。他国の軍事行動に日本が加担する必要があるのか疑問だ。 ...
<社説>首相真珠湾訪問 「和解の力」アジアに示せ
2016/12/29
安倍晋三首相は日米開戦の発端となった米ハワイの真珠湾で戦争犠牲者を慰霊した。 意義ある訪問にするためには、首相の心からの謝罪が不可欠だが、謝罪はなかった。首 ...
<社説>出生数100万人割れ 実効性ある子育て支援を
2016/12/29
1年間に生まれる赤ちゃんの数が100万人を割った。厚生労働省が公表した2016年の人口動態統計の年間推計によると、出生数が前年より約2万5千人少ない98万1千 ...
<社説>辺野古工事再開 法治国家否定する暴挙だ 政府の虚勢に民意揺るがず
2016/12/28
新基地建設に反対する県民の願いが年の瀬に踏みにじられた。年内工事再開の事実を突き付け、建設阻止を諦めさせる狙いが政府にあるならば大きな誤りだ。 沖縄防衛局は ...
<社説>石垣陸自受け入れ 住民影響と抑止力の説明を
2016/12/27
中山義隆石垣市長が石垣島への陸上自衛隊受け入れを表明した。 中山市長は、防衛省から具体的な計画が出ていないことを認めた上で、今後、計画の詳細が分かっても「受 ...
<社説>米軍属の範囲縮小 事件抑える抜本策に程遠い
2016/12/27
成果は乏しいのに、年末に沖縄の基地問題が前進したかのように見せ掛ける印象操作が過ぎないか。米兵や軍属が引き起こす事件を減らすための抜本的改善策は、小手先の対応 ...
<社説>オスプレイ空中給油 虚偽説明の責任誰が 米軍に抗せぬ「属国」際立つ
2016/12/26
欠陥機の墜落を引き起こした危険な訓練さえ、米軍の意のままに再開されるのか。安倍政権は一体、何をしているのか。 13日に名護市安部の海岸に墜落した垂直離着陸輸 ...
<社説>高速実証炉建設決定 「福島の復興」忘れてないか
2016/12/25
政府は日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉を正式決定した。事故が相次ぎ、運転実績がほとんどなく、めぼしい研究成果も上がっていな ...
<社説>教育機会確保法成立 不登校対策に子どもの声を
2016/12/25
学ぶとは何か。人それぞれに環境、個性が異なるのであれば、多様性が確保されてしかるべきだ。それを担保するのは、必ずしも学校という場に限るものではない。 不登校 ...
<社説>17年度沖縄予算 振興目指し活用を 額ありきでなく事業進めよ
2016/12/24
沖縄関係予算ほど政治の力学で語られる予算はないだろう。 2017年度沖縄関係予算は、国が県に毎年3千億円台を約束した14年度予算以降では最も低くなった。 ...
<社説>北部訓練場過半返還 「負担軽減」にならない 県民の力で圧政はね返そう
2016/12/23
誰のための返還なのか。米軍と安倍政権が仕組んだ欺瞞(ぎまん)に満ちた茶番と断じるほかない。 米軍北部訓練場過半の返還を記念した式典で、菅義偉官房長官は「今回 ...
<社説>相次ぐ米軍機事故 安全意識の欠如明らか 全ての訓練を中止すべきだ
2016/12/22
米軍や日本政府の言う「安全」は、やはり信用できぬ。 米空軍嘉手納基地で19日、P8哨戒機が事故を起こした。沖縄防衛局は「小さな破損」「軽微な事案」とするが、 ...
<社説>辺野古訴訟県敗訴 不当判決に屈しない 国策追従、司法の堕落だ
2016/12/21
司法の国策追従は目を覆わんばかりだ。国の主張を丸飲みして正義に背をそむけ、環境保護行政をも揺るがす不当判決である。 最高裁は翁長雄志知事の名護市辺野古埋め立 ...
<社説>オスプレイ飛行強行 墜落の恐怖強いる 命の「二重基準」許されぬ
2016/12/20
県民の命を危険にさらすオスプレイの飛行再開は断じて許されない。墜落原因が不明なMV22オスプレイの飛行を強行した米軍、容認する政府に強く抗議し、改めて飛行停止 ...
<社説>オスプレイ飛行再開 欠陥機には許されない
2016/12/18
民間航空機事故では決してあり得ないことが、米軍機には許されていいはずがない。 墜落事故を受けて飛行が停止されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを、19 ...
<社説>日ロ首脳会談 領土進展なしは首相の責任
2016/12/18
安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領による首脳会談は、北方領土の帰属問題で進展がないまま終わった。「国民の大半ががっかりしていると、われわれも心に刻む必要があ ...
<社説>墜落現場過剰規制 米軍に国内法適用せよ 主権国家の務めを果たせ
2016/12/17
日本側が捜査を申し入れても回答さえしない。報道陣には正当な理由もなく退去を求める。そこが民間地域であるにもかかわらずだ。米軍の傍若無人な振る舞いは到底認められ ...
<社説>欠陥機配備撤回要請 飛行再開はあり得ない 返還式は県民を愚弄する
2016/12/16
オスプレイの連続事故に対する県民の強まる危機感と怒りに向き合うそぶりさえ見えない。政府が県の要求をことごとく拒否するのは事故を重く受け止めていないからではない ...
<社説>オスプレイ墜落 海兵隊撤退しかない 訓練場返還式典は中止せよ
2016/12/15
この危険で不気味な灰色の機体が飛ぶ限り、どこに落ちてもおかしくない。県民の命と尊厳を守り、犠牲者を出さないためになすべきことが一層鮮明になった。 それは危険 ...
<社説>知事返還式典欠席 負担軽減にならず当然だ
2016/12/14
うわべだけの「負担軽減」を演出する芝居に、なぜ沖縄県の代表が出席しなければならないのか。22日に名護市で開催される米軍北部訓練場の返還式典に翁長雄志知事らを招 ...
<社説>配偶者控除見直し 問題先送りの小手先改正だ
2016/12/14
2017年度税制改正の最大の柱だった所得税の配偶者控除の見直し案がまとまった。パートなどで配偶者に収入があっても世帯主が控除を受けられる仕組みは維持された。適 ...
<社説>「辺野古」県敗訴へ 自治否定は禍根残す 民主主義守る闘いは続く
2016/12/13
民主主義と地方自治を踏みにじるなら、司法の正義は失墜する。歴史に禍根を残す国追随の司法判断が確定しようとしている。 翁長雄志知事による名護市辺野古の埋め立て ...
<社説>翁長県政折り返し 中長期にらむ脱基地施策を
2016/12/11
翁長雄志知事が就任して2年がたった。日本の民主主義、地方自治は機能しているのかと問い掛け続け、辺野古新基地を拒む揺るぎない姿勢は評価できる。 「魂の飢餓感」 ...
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