訪日外国人旅行者に日本の食文化を発信してもらおうと、日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO、東京)は2日から、那覇空港で日本の食文化の魅力を紹介するイベントを開催している。15日まで。
県内旅行中の食体験を自身のSNSに投稿することを条件に、「巨大カプセルトイ」で遊べる仕組み。カプセルトイの中身は「沖縄そば」や「ゴーヤチャンプルー」などご当地グルメがプリントされたキーホルダーで、お土産として提供する。さらに外国語で日本の食文化に関する解説書も入っており、帰国後も日本食を広めてくれることに期待を込めた。
日本貿易振興機構(ジェトロ)の関係機関であるJFOODOが企画。8月に成田国際空港と東京国際空港で実施したイベントの第2弾で首都圏以外は初。那覇空港ほか、羽田や関西国際空港など主要空港で同時開催している。
海外プロモーション企画課の友田大介課長代理は「周知を図ってさらなる食の輸出拡大につなげたい」と話した。
(謝花史哲)