JTB沖縄(那覇市、桂原耕一社長)は、マリンアクティビティなどのシーフレンド(渡嘉敷村、大城秀人社長)と協業し、秘密基地をコンセプトとする、グランピングスタイルの宿泊滞在施設「Tatazumi(たたずみ)渡嘉敷島」を21日、渡嘉敷村にオープンする。JTB沖縄が宿泊施設に取り組むのは初めて。
グラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた「グランピング」は、テントの用意や食事の準備などから旅行者を解放しつつ、自然を楽しめる新たな旅行形態として近年注目されている。Tatazumi渡嘉敷島は全2棟で、施設面積は180平方メートル、定員は1棟当たり大人3人と添い寝の子ども2人が宿泊できる渡嘉敷島で唯一のグランピング施設となる。
阿波連ビーチから徒歩1分の場所に構える。季節に応じてクリアカヤック、天体望遠鏡、電動自転車などが利用可能で、自然に囲まれた非日常空間に滞在できる。
1棟当たり、年間平均は1泊素泊まりで3万円程度。予約は6日以降、ホームページで受け付ける。
(與那覇智早)