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スポーツ観戦で地域の活性化! 県外客来訪で経済効果も <けいざい風水>


スポーツ観戦で地域の活性化! 県外客来訪で経済効果も <けいざい風水>
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 去る9月にFIBAバスケットボール・ワールドカップ1次ラウンドが沖縄アリーナで開催されました。沖縄会場で1次ラウンドを制し、初戦に日本代表と戦ったドイツ代表が優勝し幕を閉じました。大会期間中は、沖縄アリーナだけでなく、沖縄こどもの国や奥武山公園でのパブリックビューイング等、会場外での観戦イベントもあり、県内各地がにぎわいました。

 今回のFIBAバスケットボール・ワールドカップの沖縄県全体での経済波及効果は約63億円の見込みと算出されており、実際に多くの県民、観光客が足を運び盛大な盛り上がりを見せました。

 公益財団法人日本バスケットボール協会のデータによると、沖縄県のバスケットボール競技人口(2022年時点)は1万4630人となっており、人口に対する競技者比率が全国1位です。

 今年5月には琉球ゴールデンキングスがバスケットボールBリーグで悲願の初優勝を飾るなど、沖縄県民にとってバスケットボールを身近に感じている方が多くいるかと思います。また、バスケットボールにとどまらず沖縄県にはさまざまなプロスポーツチームがあります。

 サッカーだとFC琉球、ハンドボールは琉球コラソン、卓球は琉球アスティーダなど、県内外各地で多くの試合が開催されています。スポーツを通じて観戦客が県外から訪れる等の経済効果も期待できます。

 スポーツの秋に向けて推し競技、推し選手を見つけてスポーツ観戦を楽しみ、地域・経済の活性化に貢献していきたいものです。

 (おきぎん経済研究所 比嘉帆菜)