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沖縄の伝統菓子が進化! 35コーヒー味「ぬれアンダギー」 ミズトミ×ソーエイドー 収益一部をサンゴ保全に


沖縄の伝統菓子が進化! 35コーヒー味「ぬれアンダギー」 ミズトミ×ソーエイドー 収益一部をサンゴ保全に 共同開発した「35COFFEEぬれアンダギー」を発表するソーエイドー35コーヒーの梶山純本部長(左)とミズトミの佐伯大常務=14日、県庁記者クラブ
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 食品製造のMIZUTOMI(ミズトミ、うるま市、市川哲社長)と、サンゴ移植事業に取り組むソーエイドー35コーヒー(八重瀬町、大城宗貞社長)は共同で「35COFFEE(コーヒー)ぬれアンダギー」を開発し、22日から発売する。

 揚げ菓子「サーターアンダギー」をしっとり食感にしたミズトミが企画する商品の第2弾。ソ―エイドー社のコーヒー粉末を生地に練り込み、揚げた後に黒糖とコーヒーを混ぜた自家製シロップに漬け込んだ。7個入り2パックで税別1300円。売り上げの一部を「サンゴ再生プロジェクト」に活用する。商品は空港や県内土産品店などで順次販売を始める。

 14日に県庁記者クラブで発表したミズトミの佐伯大常務は「観光の発展につなげられるような商品づくりを目指している。2017年創業でまだまだ新参者の会社だが、教育や環境問題に取り組み、地域に貢献できればと協力してもらった」と思いを語った。

 ソーエイドー社の梶山純本部長は、伝統菓子の「進化系」として商品力に注目し「もっと多くのサンゴ移植につながる」と期待を込めた。

 (謝花史哲)