浦添「キュアラボ」のプロジェクトに環境大臣賞　バガスから衣料品を開発

　【東京】国内最大規模の環境展示会「エコプロ2023」（サステナブル経営推進機構、日本経済新聞社主催）が6～8日、東京ビッグサイトで開催された。7日にはエコプロアワードの贈賞式があり、サトウキビの搾りかす「バガス」のアップサイクル製品を扱うCurelabo（キュアラボ、浦添市、山本直人代表）が展開するプロジェクト「SHIMA DENIM WORKS」へ環境大臣賞が贈られた。

　サトウキビの搾りかすバガスを活用して衣料品などを商品開発し、循環型ものづくりと地域創生に取り組んでいることが評価された。

　大臣賞を贈られた山本代表は「受賞を励みとし、これからも未利用資源をアップサイクルして環境負荷素材の代替にすることで持続的でより良い社会に少しでも貢献していきたい」と話した。

　（斎藤学）