2種類のサーターアンダギーを食べ比べてアンケートに回答する来場者ら
普天間 伊織 沖縄製粉（那覇市、竹内一郎社長）は、新商品「アンダギーミックス沖縄黒糖」と「アンダギーミックス黒糖ミルク」を24日から県内量販店などで発売する。発売前にアンケートで集めた消費者の意見を商品開発に反映させた。同社として初めての取り組みだという。数量限定。希望小売価格は税込378円。
20、21日に那覇市の奥武山公園で開かれた「おきなわ花と食のフェスティバル2024」で先行販売と試食アンケートを実施した。量産体制を整え、5月10日の「黒糖の日」から本格的に販売する。
県産黒糖と県産塩、県産小麦「島麦かなさん」を配合し、県産素材にこだわった商品。どちらも県産黒糖を使用しているが、味わいが異なる。沖縄製粉のブースを訪れた来場客が2種類を食べ比べ、おいしかった方に投票した。
投票の結果、1652票のうち沖縄黒糖が46・9％の774票、黒糖ミルクが53・1％の878票と黒糖ミルクがわずかに上回った。
イベント会場では通常価格より安い税込300円で販売し、2日間で沖縄黒糖277袋、黒糖ミルク360袋を売り上げた。
技術開発部の横田雄輔マネジャーは「社内でも試食や議論を重ねているが、消費者の声を聞くことでよりよい商品づくりに生かせるはずだ」と期待を示した。
（普天間伊織）
沖縄経済ニュース
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