prime

子は宝~未来への希望~ 上原正美(富国生命保険相互会社沖縄支社長) <仕事の余白>


子は宝~未来への希望~ 上原正美(富国生命保険相互会社沖縄支社長) <仕事の余白>
この記事を書いた人 Avatar photo 外部執筆者

 小中高生を対象にした琉球新報社主催「第13回しんぶん感想文コンクール」にフコク生命沖縄支社が協賛させていただき、先日表彰式が執り行われました。小学生から高校生までの受賞者が制服や式服の胸元に赤いリボンを付け、やや緊張した様子で席へ案内されると厳かな会場の空気が和らぎます。子どもたちは周りを和ませてくれる天才ですね。

 各賞が発表され賞状を受け取る姿がかわいらしくもたくましく、誇らしくもありました。会場では県知事賞の4作品が朗読され、小学3・6年生、中学2年生、高校1年生の子どもたちが自分の作品を堂々と読み上げていました。新聞を読んで感じたこと、家族とその記事について話したこと、記事の中に書かれている人たちのことについて社会の反応や背景まで考えた文章。子どもたちが新聞に目を通し、社会へ興味を持ち考える時間は貴重です。活字に触れ、社会の状況やいろいろな知識を得るとともに多様な考えに接し、自分がどう感じたかをまた文字にする。これは活字を通じたコミュニケーションの場ですね。

 今回の表彰式は、こうしたコミュニケーションを積極的に行っている子どもたちと出会うことができた素晴らしい機会でした。感動を与えてくれた子どもたちに感謝です。「子は宝」という言葉があります。親御さんにとっての宝はもちろんですが、社会にとっても未来の希望の宝である子どもたちを見守り、応援していきたいと思いました。