1月の県内倒産3件　前年比1件増　帝国データ沖縄支店

　帝国データバンク沖縄支店が7日発表した1月の県内企業倒産（負債額1千万円以上）は前年同月比1件増の3件、負債総額は2億5600万円増の4億9800万円だった。コロナ関連倒産は1件だった。

　　石垣島で市販パンや学校給食米飯事業などを手掛けていた沖縄製粉子会社で、2018年8月までに全事業を譲渡し休眠状態だった日新産業（那覇市）が、2億8200万円の負債を抱えたまま昨年11月に特別清算した。消費者向け貸金業のアーバンクレジットサービス（那覇市、負債額1億4600万円）の破産も総額を押し上げた。景気動向調査による景気DIはプラス54・5で前月比2・0ポイント悪化した。　

（謝花史哲）