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第一交通の売上高 沖縄地区9%増 観光需要戻る 4~12月決算


第一交通の売上高 沖縄地区9%増 観光需要戻る 4~12月決算
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 第一交通産業(北九州市、田中亮一郎社長)が9日発表した4~12月(2024年3月期)の連結決算で、沖縄地区の全6事業を単純合算した売上高は前年同期比9・7%増の71億円だった。観光需要が戻り、バス事業を中心に一定の回復があり収益を確保した。

 部門別ではバス事業が団体旅行やインバウンド(訪日客)需要の回復、大型イベントの再開などで輸送人員が増加したことにより、同14・7%増の44億4200万円と順調に推移した。タクシー事業は7・9%増の11億3800万円だった。

 不動産賃貸事業は同0・6%増の4億9900万円、自動車整備事業が同3・7%増の7億5800万円で増加した。不動産分譲事業は同26・0%減の1億5700万円、バスターミナルは同0・1%減の1億400万円だった。 (謝花史哲)