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自分自身のコンパスで描く夢を叶える仕事 仲宗根豊一(沖縄UKAMI養蚕代表取締役) <仕事の余白>


自分自身のコンパスで描く夢を叶える仕事 仲宗根豊一(沖縄UKAMI養蚕代表取締役) <仕事の余白> 仲宗根豊一(沖縄UKAMI養蚕代表取締役)
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 昆虫と関わる農業(養蚕)からなるモノづくりを構想し始めたころ、好きで得意でやりたいと思うこと全てを叶(かな)えられる仕事ではないかと笑みを浮かべ考えていたことを最近思い出している。

 私の中で好きなこととは、夢中になれることであり、それは、情熱を持ち、価値を感じられることである。得意なことは自然とできる、人より上手(うま)くできることであり、すなわち才能ではないかと思う。好きなことを得意なやり方で進められることがやりたいことではないかと思っている。

 これらは、徐々に変化していくもので、それにより人は成長するのかもしれない。私は「好き・得意・やりたい」を仕事にできたことに感謝をしている。

 もう一つ、初心に返ると思うことがある。それは、日常生活の中で予定や考えを詰め込み過ぎず、常にゆとりを持つことである。時間の余白を持つことで、心に余裕が生まれ、情報のインプットを多様化でき、ストレスの軽減につながる。さらには時間の余白により、本や映画から新しいことを学ぶことができ、好奇心を発揮することができる。好奇心は、他者とのつながりを深くし、そのつながりが自分の人生への関わり方を深め、新たな挑戦や人との出会いを生み、自分自身を成長させる。

 好奇心はビジネスでも多くの上昇スパイラルを生むものだと思う。改めて私自身のコンパスで描いたことを振り返り、夢を叶える仕事に向かって前進し続けていこうと気持ちを奮い立たせている。