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トライアスロンの効果 地域観光に大きな刺激 <けいざい風水>


トライアスロンの効果 地域観光に大きな刺激 <けいざい風水>
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 過酷なスポーツという印象の強いトライアスロンですが、男女問わず幅広い年齢層の方がこの競技を楽しんでおり、近年では小学生を対象としたキッズ・ジュニア大会も増え国内愛好家は30万人を超えると言われています。

 毎年、全国各地で多くの大会が開催されており、沖縄県の代表的なレースに全日本トライアスロン宮古島大会と石垣島トライアスロンがあります。美しい海岸線や豊かな自然をバックにした風光明媚(ふうこうめいび)なコースが特徴で国内外から多くの選手が集まります。今年の参加者数も両大会ともに1千人を超える予定です。

 トライアスロン大会は開催地域の観光業界に大きな刺激を与えます。参加者やサポーター、観戦客が地域を訪れ、宿泊施設やレストラン、観光名所などを利用することで、観光産業が活気づくことが期待されます。

 また、トライアスロンを趣味にすることはビジネスにも生きると言われています。スイム、バイク、ランの3種目をこなしゴールを目指す競技ですが、大会に向け計画的にトレーニング、何を伸ばしどこを克服するのか戦略の立案と実行が不可欠です。

 ビジネスにおいても戦略的な計画が欠かせません。ビジョンやミッションの設定、市場戦略、財務計画などが成功に寄与します。身体的・精神的な強化、自己管理能力の向上などの効用が期待できます。

 宮古、石垣で開催されるそれぞれの大会まで残すところ1カ月余りとなりました。出場される選手の皆さまの長い練習の成果を最高のパフォーマンスで発揮してください。

この記事を書いた人
玉城 樹 沖縄銀行 行審査部 上席調査役