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沖縄の伝統料理で健康長寿に 名桜大生が弁当考案 食材、調理法にこだわり イオン琉球で限定販売 沖縄


沖縄の伝統料理で健康長寿に 名桜大生が弁当考案 食材、調理法にこだわり イオン琉球で限定販売 沖縄 弁当を考案した名桜大学ヘルスサポートチームの学生ら=20日、名護市のイオン名護店
この記事を書いた人 アバター画像 武井 悠

【名護】イオン琉球(南風原町、鯉渕豊太郎社長)は、名桜大学ヘルスサポートチームの学生が健康長寿をテーマに考案し、同社と共同開発した「つながるうちなー弁当」の販売を20日から期間限定で始めた。価格は753円(税込み)。沖縄の伝統食材や調理法の使用にこだわり、弁当にはスーチカー(豚の塩漬け)を混ぜたスーチカージューシーや、濃いめのみそ味が特徴のナーベラーのみそ煮など7品目が詰まっている。

沖縄の伝統料理などが入ったつながるうちなー弁当=20日、名護市のイオン名護店

 イオン琉球と名桜大は産学連携包括協定の取り組みとして昨年4月、健康長寿弁当コンテストを実施し、学内の応募12案からヘルスサポートチームの弁当が最優秀賞に選ばれた。

 開発に携わった宮田龍之介さん(22)は「弁当を食べて、見て、県民に健康への興味をもってもらえれば」と話した。

 共同開発したイオン琉球デリカ商品部の宮下貴志バイヤーは「今後、学生の思いをつなげてイオン琉球の商品開発につながれば」と述べた。

 弁当は23~31日の土日に県内7店舗で販売後、4月3~16日の毎日、県内14店舗で販売する。販売数量は計3200食を予定している。(武井悠)