玉城デニー知事は19日、宮古島市を訪れ、競り市場や製糖工場、海ブドウ養殖場などの農林水産業の現場を視察した。
視察後、玉城知事は「(若い生産者が)宮古島の農林水産業、畜産業の将来性に高い期待を持っていることを実感した」と話し、離島の不利性の解消などを考慮した支援を前向きに検討していきたいとの考えを示した。
畜産業の飼料の高騰や和牛子牛の価格下落について「県独自でも支援を実施してきたが、支援の継続を求める声もあり、検討してきたい」と語った。
高野海ブドウ生産組合の養殖場では、くみ上げる海水の水温が安定せず、品質が不安定になることがあるといった説明を受けた。
JAおきなわ宮古地区営農センター農産部宮古地区集出荷場、沖縄製糖宮古工場、市城辺や平良の農家の畑も視察した。
(友寄開)