旅行・おでかけ情報などさまざまなジャンルの動画を楽しむことができるショート動画プラットフォーム「TikTok(ティックトック)」を日本で運営するTikTok Japan(東京都)と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は21~24日、日本や韓国、台湾のTikTokクリエイターらを招き、県内の観光地を巡るツアー「TikTok Connect By Tourism」を実施した。
TikTokを活用し、沖縄の魅力を世界に発信してもらうことが目的。クリエイターらは、首里城などの観光地を巡ったほか、琉球ガラスや紅型など、沖縄の伝統文化を体験し、それぞれ動画や写真を撮影した。
22日には、21人のクリエイターらが本部町の美ら海水族館を訪れ、館内の水槽やイルカショーの様子などを撮影した=写真。台湾のクリエイター、ウィリアムさんは「沖縄は北から南まで違った文化があるので、その特色を発信したい」と話した。
沖縄に住んでいたという日本のイラスト動画クリエイターのみいるかさんは「沖縄は海が有名だが、人の温かさや、おいしい食べ物があることも伝えたい」と話した。
沖縄観光コンベンションビューローの恩田悟さん(45)は「旅行の情報を動画で得る人が増えることが予想される。クリエイターの皆さんの独自の視点で沖縄の魅力を発信してほしい」と話した。 (金城大樹)