おきなわフィナンシャルグループ（ＯＦＧ）（資料写真）
琉球新報朝刊 おきなわフィナンシャルグループ（OFG）は、2024年4月から3年間を期間とする第2次中期経営計画を1日に発表した。「人的資本経営」などを中心に、26年度のグループ全体の女性管理職比率を40％に引き上げる目標値を設定した。
昨年前倒しで発表した、過去の延長線上にない高い目標を指す「ムーンショット目標」も盛り込んだ。27年3月期の連結経常収益600億円、連結純利益100億円、連結ROE（自己資本利益率）6％程度、連結自己資本比率11％などを掲げている。
新型コロナ禍から回復する県経済の資金需要に応えるため、法人営業担当を2倍の250人程度まで増やす。新入行員の窓口業務期間を短縮するほか、一部窓口業務をデジタル化するなどし、人材を法人営業部門に充てる。
デジタル技術を駆使した顧客管理システムや営業支援システムの構築も進める。顧客にはアプリを使ったサービス提供などを行い、利便性などを高めていく方針だ。
（当間詩朗）
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