台湾にルーツを持つ女性経営者らでつくる団体「世界華人工商婦女企管協会」は15日、沖縄振興、若い女性の商工業への参加や成長を支援することを目的に、日本沖縄分会を創立した。分会設立は世界で88番目、国内では4番目となる。協会の国際諮詢委員でもある新垣旬子氏(新垣通商代表)が沖縄分会の会長に就任した。
沖縄と台湾出身の女性起業家が活躍する商工業の共同社会をつくるため、県内外の女性ネットワークを活用して、経済、福祉、文化などさまざまな分野での交流を促進する。
同日、那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城で開かれた創立大会には、台湾などからも関係者200人以上が出席した。
同会は「今後とも沖縄の地域経済の発展と女性起業家の育成に向け、精力的な活動を展開する」とした。
(與那覇智早)