米国の経済誌「フォーブス」は16日、世界にポジティブな変化をもたらす30歳未満の若手起業家ら30人を選出する「Forbes 30 Under 30 2024」のアジア版を発表した。沖縄科学技術大学院大学(OIST)発の企業「EFポリマー」(恩納村)のナラヤン・ラル・ガルジャールCEOが選出された。
ガルジャール氏はインド出身の26歳。高校生の時に農家の父が水不足に悩む姿を見て、技術のコンセプトを考え、EFポリマーを試作した。
インドの農業大学で在学中に起業(現インド生産小会社)。OISTのスタートアップ向けプログラムに応募し採択されたことをきっかけに、2020年に恩納村で会社を設立した。
ガルジャール氏は選出について「共感してくださる方と一緒に、環境課題や社会課題の解決に向けて取り組む」とコメントした。
(島袋良太)