県建設業協会は17日に那覇市内で開いた本年度の通常総会で、津波達也会長(69)=屋部土建会長=を再任し、新たな副会長に名嘉太助氏(55)=太名嘉組社長、上原進氏(53)=豊神建設社長=が就任する人事を承認した。
津波氏は会長3期目となる。副会長はこれまで3人だったが、次世代の業界を支える人材を育てるため、50代の副会長を新たに2人起用した。
副会長の新里英正氏(66)=鏡原組社長、仲本豊氏(61)=仲本工業社長、呉屋明氏(69)=呉屋組社長=は共に再任した。正副会長で6人体制となった。
源河忠雄専務理事(63)は再任し、事務局長の兼務を解いた。事務局長には久高唯和総務部長(50)が就任した。業務部長の我喜屋良成氏(51)が常務理事に就いた。
総会では2024年度の事業計画も承認した。人手不足の解消や人材の多様化・深化を目指し、建設業で働く女性を増やすことを目的に「女性部会」を設立する。業界で働く女性の声を反映し、働く環境の改善や人材育成策を提言する。
(島袋良太)