県内スーパー最大手のサンエー(宜野湾市)は7日の取締役会で、社長の新城健太郎氏(55)が退き、後任に豊田(とよだ)沢(たく)常務(54)が昇格する人事を内定した。新城氏は取締役社長補佐となる。5月28日予定の株主総会と取締役会で正式決定する。
同社によると、新城氏から「病気療養のため、退任したい」との申し出があった。代表権は豊田氏と田崎正仁専務が持つ。
新たな常務に取締役の呉屋保氏(58)、武田尚氏(51)が就任する。
豊田氏は福岡県出身、沖縄国際大卒。95年に入社し、取締役管理担当などを経て2022年5月から現職。
新城氏は22年、27年間社長を務めた上地哲誠相談役から経営を引き継いだ。
(當山幸都)