大和ハウス工業沖縄支店(那覇市、岡林弘治支店長)はこのほど、スーツやかりゆしウエアなどの着用を義務付けず、自由な服装で出社できるオフィスカジュアルを導入した。岡林支店長はじめ社員がTシャツ姿などで出勤している。風通しの良い環境づくりによる生産性の向上や、個性を尊重する職場環境を通してブランドイメージを高め、若手社員の確保にもつなげたい考え。
オフィスカジュアルは14日に始めた。式典の際はスーツやかりゆしを着用など一定のガイドラインは存在するが、清潔感があれば自由な格好を認めている。
社員はTシャツやチノパン、ジーンズなどそれぞれ自由な格好を楽しみ、職場の雰囲気が和らいだという。岡林支店長は「特に若い世代は賃金など物質的なものだけでなく、精神的な幸福にも重きを置いている。風通しが良くおしゃれな職場環境を整え、採用活動にも生かしたい」と話した。
(島袋良太)