琉球放送(那覇市、中村一彦社長)は28日、2024年3月期決算を発表した。売上高は前期比0・2%増の61億2800万円、経常利益が同8・1%減の2億3800万円、純利益が22・5%減の1億6700万円の増収減益だった。
コロナ禍の収束でイベントが再開し、ラジオ・事業部門は売り上げが伸びた。創立70周年関連企画を含めて特番・イベント収入は伸びた。収益の中心となるテレビCM収入はコロナ禍前の水準には戻らず減少した。一方、経済活動再開による各種費用は増えた。
役員は全員が再任予定。6月26日開催の株主総会と取締役会で正式に決定する。
(島袋良太)