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竹富町、スポーツ用品大手と協定 子の自然体験創出へ 沖縄


竹富町、スポーツ用品大手と協定 子の自然体験創出へ 沖縄 包括連携協定を締結した前泊正人町長(左)とゴールドウインの森光専務執行役員=26日、竹富町役場
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 【竹富】竹富町は26日、「ノースフェイス」ブランドなどで知られるスポーツ用品大手「ゴールドウイン」(東京都、渡辺貴生(たかお)社長)と地域活性化に関する包括連携協定を締結した。全国の自治体では6例目で県内では初めて。連携して、子どもの自然体験の機会創出や西表石垣国立公園の魅力向上などに取り組む。

 町役場で同日開かれた協定締結式で、渡辺社長の署名済みの協定書に前泊正人町長が署名した。

 前泊町長は自然環境保全や子どもたちの明るい未来への意志が込められているゴールドウインのビジョンと、町のビジョンが一致しているとして、締結により「持続可能なまちづくりを推進していく」とあいさつした。

 ゴールドウインの森光(ひかり)専務執行役員は「渡辺社長が釣り好きで、年に複数回、西表島を訪れており、竹富町と何か取り組めないかと考えていた」と紹介。「(今後)自然保護活動や環境保全、子どもたちのサマーキャンプなどの取り組みができればと思う」と述べた。 

(照屋大哲)