那覇市街地（資料写真）
島袋 良太 沖縄総合事務局は16日、県内地方公共団体への財政融資資金（地方資金）の貸し付け状況を発表した。2023年度に県内の地方公共団体に貸し付けた額は499億円で、前年度と比べて4.6％（24億円）少なかった。貸付残高は6677億円で、同1.7％（117億円）減少した。貸付残高減少は、回収額（616億円）が貸付額（499億円）を上回ったことが要因。
23年度の貸付先を団体別で見ると、県が166億円（構成比33.2％）、市が213億円（同42.7％）、町村99億円（同19.9％）、一部事務組合21億円（同4.2％）となっている。
23年度の貸付用途で最も多かったのは、上下水道や一般廃棄物処理など生活環境整備の資金が115億円で、構成比は23.1％だった。2位は公共事業費などで92億円（構成比18.3％）。3位は辺地・過疎地域の施設整備とソフト事業で59億円（同11.8％）だった。
（島袋良太）
沖縄経済ニュース
創行力 玉城智司（かりゆし代表取締役社長） ＜仕事の余白＞
2024/10/06
#仕事の余白 
