琉球銀行は23日、企業への短期融資の基準となる金利「短期プライムレート(短プラ)」を2.175%から2.325%に引き上げると発表した。適用は10月1日から。7月31日の日銀の追加利上げを受けた措置で、短プラの引き上げは県内地銀では初めて。琉銀の短プラ改定は2007年3月以来17年ぶり。
同行によると、変動金利型ローン(住宅ローン含む)利用者では、早くて今年12月か来年1月の返済額から反映される見込み。
金利改定後の返済金額などの詳細については後日、各顧客に返済予定表を送付する。
定期預金金利の引き上げについても発表した。1カ月、3カ月、6カ月、1年物は0.025%から0.125%に、2年物は0.03%から0.125%に引き上げる。適用は9月2日から。3~5年物の金利については変更はない。
(当間詩朗)