まさひろ酒造(糸満市、比嘉昌泰社長)は9月2日から、樽(たる)製造の「昌廣ブレンデッドウイスキー」の販売を開始する。30日、比嘉社長と中村智明製造部主任が那覇市の琉球新報社を訪れ、PRした。
新商品は米と発芽玄米を原料にした樽仕込みのライスウイスキー(グレン)と、シェリー樽で熟成させたオーストラリア産麦芽からつくったモルトウイスキー原酒をブレンドした。沖縄の亜熱帯気候を生かした製造法で、カモミールのような甘みとウッディな香り、ブラックベリーやヘーゼルナッツのような風味も感じられるという。
比嘉社長は「ハイボールにすると、米の甘みがクリーミーに感じられる。仲間や同僚と未来を語りながら味わってもらいたい」と述べた。希望小売価格は税別で2500円。
(当間詩朗)