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8月の倒産4件 コロナ影響続く 東商リサーチ 沖縄


8月の倒産4件 コロナ影響続く 東商リサーチ 沖縄 那覇市街地
この記事を書いた人 アバター画像 当間 詩朗

 東京商工リサーチ沖縄支店が2日発表した8月の県内企業倒産(負債総額1千万円以上)は前年同月比3件増の4件、負債総額は約10倍の2億100万円だった。景気回復などから件数は118カ月連続で1桁台だったが、コロナ関連の倒産は8カ月連続で発生した。

 年度累計(4~8月)の倒産件数は24年度23件となり、22年度10件、23年度16件と増加傾向にある。

 4件のうち負債総額が1億円以上10億円未満の「大口倒産」は解体工事のWhite(那覇市、負債額1億円)の1社で、公共施設などの解体工事などを手掛けていたが、受注不振から経営難に陥っていた。

 コロナ関連の倒産は型枠工事の靖組(宜野湾市、負債総額2千万円)の1社だった。 

(当間詩朗)