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「コメ品薄のニュースが流れていますが、県内ではそうは感じません。どうして?」
那覇市の40代女性からりゅうちゃんねる取材班に疑問が寄せられた。その足でスーパーを回ると、どの店舗でも積み上げられたなじみの風景はそのままだ。県内のコメ事情を探った。
県外では政府に備蓄米の放出を求める声が上がるほどの品薄で“令和の米騒動”と言われるまでに。流通しているのは県外産が主であるにもかかわらず、県内で充足しているのは確かに疑問だ。
そもそも全国的なコメ不足はなぜ起きたのか。2023年産米は昨夏の台風や高温の影響で流通量が不足。ことし1月ごろには既にコメ不足を懸念する声が上がっていた。当然、仕入れ値も上昇していった。
その状況下で県内のコメ卸業者が取った対応は―。「お盆があるので赤字覚悟で買い足しを続けました」。どの企業からも同じような答えが返ってきた。