帝国データバンク沖縄支店が5日に発表した8月の県内企業倒産(負債額1千万円以上)は前年同月比1件増の3件で、負債総額は6900万円増の1億7千万円だった。いずれも販売不振が主な要因。
倒産3社は解体工事業のWhite(那覇市、負債額9千万円)、広告代理業のALA(同市、同1千万円)、ハウスクリーニング業のクリーンプラネット(豊見城市、同7千万円)。
景気動向調査による景気DIは前月比0・3ポイント改善し57・6で、17カ月連続の全国1位。建設、小売りの改善幅が全体を押し上げた。
担当者は「人手不足や労働時間規制問題などを背景に、先行き見通し景気DIが悪化しているため、引き続き推移を注視する必要がある」と分析した。
(新垣若菜)