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食品卸の事務負担を軽減 LINE通じて受発注が可能に インフォマート、企業のDXを支援 沖縄


食品卸の事務負担を軽減 LINE通じて受発注が可能に インフォマート、企業のDXを支援 沖縄 インフォマートの(右から)平田宗生広報部長、園田林太朗戦略営業部長=25日、那覇市の琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

企業間取引のプラットフォームを運営するインフォマート(東京)は、受発注を効率化できる食品卸向けシステム「TANOMU(タノム)」によるデジタル化支援を進めている。飲食店の受発注をスマートフォンのLINEアプリを通じて操作でき、電話やファクス、パソコンによる取引の事務負担を減らせるメリットがある。

 インフォマートは建設業、外食を中心に企業間の電子商取引(BtoB)のプラットフォーム運営を担い、県内では有料、無料含めて約6千件の利用実績がある。

 今年3月に食品卸向けシステムを手掛けるタノムを子会社化。4月に開設した沖縄営業所を通じてシステムを拡販する。

 同社の園田林太朗戦略営業部長は「食材の注文を受ける仕組みはパソコンが基本だったが、会社になくてもスマホで管理できる」とPRした。 (當山幸都)