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沖縄から児童3人が大臣賞の快挙! MOA美術館の絵画作品展 砂川さん(嘉数小1年)、伊良波さん(伊豆味小2年)、古谷さん(城北小5年)


沖縄から児童3人が大臣賞の快挙! MOA美術館の絵画作品展 砂川さん(嘉数小1年)、伊良波さん(伊豆味小2年)、古谷さん(城北小5年) 左から環境大臣賞を受賞した古谷伊吹さん、文部科学大臣賞を受賞した砂川弘典さん、伊良波悠さん=28日、静岡県熱海市のMOA美術館
この記事を書いた人 Avatar photo 斎藤 学

 【静岡】MOA美術館(熱海市)が主催する第34回全国児童作品展の表彰式が28日、同美術館であった。宜野湾市立嘉数小1年の砂川弘典さんと、本部町立伊豆味小2年の伊良波悠さんが文部科学大臣賞を受賞。那覇市立城北小5年の古谷伊吹さんが環境大臣賞を受賞した。県内から3人が絵画の部で大臣賞に選ばれる快挙だった。

 海外からも応募のある同作品展には書写の部と合わせて今回は5887校から19万347点の作品が寄せられた。主催者によると県内からの大臣賞3人は「かなりまれなケース」と言う。
 文科大臣賞の砂川さんは「げんきなうみの魚たち」を題名にして作品を完成させた。水族館で見た魚の姿に魅せられ、描いた作品が受賞した。表彰を受け取り「うれしい」と感想。作品の出来栄えについても「上手にできた」と話した。

 伊良波さんは「楽しかったしょうにゅうどう」を題名にした作品が文科大臣賞を受賞した。「絵を描くのが好き。次は線の描き方を工夫してユリなどの花を描いてみたい」と今後も画才を伸ばす思いを述べた。

 環境大臣賞の古谷さんは「マングローブのオオウナギ」を題名に作品を描いた。受賞者を代表してあいさつした古谷さんは「今後もいろいろ工夫をしながら絵を描いていきたい」と決意。「沖縄の絵をまた描きたい。さらに細かい描写を絵に反映させていきたい」と創作への意欲満々だった。

 (斎藤学)

砂川弘典さんの受賞作品
伊良波悠さんの受賞作品
古谷伊吹さんの受賞作品