中学生の夏休みの宿題「社会科新聞」の作り方を学ぶワークショップが23日、那覇市の琉球新報社で開かれた。中学生7人が参加。本紙記者から新聞の見出しやレイアウトの説明を受け、社会科新聞のテーマや構成などの設定に取り組んだ。
講師は統合編集局デジタル報道グループの熊谷樹記者らが担当した。新聞紙面やデジタルサイトのつくり、取材記事の要素の5W1Hなどを解説し、記事の書き方や取材の方法を指導した。
参加者は、「地域の特産品」「好きな果物」など興味のある題材から社会科新聞のテーマを設定。講師陣に相談しつつ記事の切り口や紙面構成を考えた。
世界のウチナーンチュをテーマに新聞作りを進めた首里中2年の饒平名桔梗さんは「取材するときの心得や電話のかけ方を細かく教えてもらえた。自分の思いが伝わる新聞を作りたい」と手応えを感じていた。
ワークショップは全2回で、来月3日の後編で見出しの付け方や目を引く仕上げ方を学ぶ。