昨年12月に発生した米兵少女誘拐暴行事件について、半嶺満県教育長は11日、「決して許すことのできない卑劣な行為。強い憤りを感じている」と述べた。また、夏季休暇中に児童生徒が事件や事故に遭うのを未然に防ぐため、県教育委員会は市町村教委や県立学校に注意喚起するよう通知を出したと説明した。
同日の県議会代表質問で、半嶺教育長が渡久地修氏(共産)の質問に答えた。
注意喚起を促す通知は例年、夏休み前に出しているもの。県教委は4日までに市町村教委や県立学校に発出した。水難事故や交通事故、違法薬物の若年層への広がり、性犯罪に巻き込まれる事件などの発生を踏まえ、「身の危険を感じたら、すぐに逃げて」などと注意喚起するよう促している。
(高橋夏帆)