オルタナティブ(主流に対する傍流)でインディーズなアーティストや音楽関係者を表彰する「トウキョウ オルター ミュージックアワード」が10月26日に初めて東京都内で開催された。
音楽イベントのプロデューサーやミュージックタウン音市場館長を務める野田隆司さんがアジアでの音楽市場の拡大などに寄与した人物に贈られる「コントリビューショントゥーアジア」を、県出身バンド「HOME」が2024年に躍進し注目を集めたアーティストに贈られる「ベストブレイクスルーアーティスト」をそれぞれ受賞した。
野田さんは、プロデューサーを務める国際ショーケース「ミュージックレーンフェスティバルオキナワ」で、国内外から多数の出演アーティストを募ったほか、アジアと日本の音楽関係者のマッチングも進めた。「HOME」には、アジアでのフェス出演に関する支援と渡航滞在費が提供された。
主催する「トウキョウ オルター ミュージック」は、国内におけるオルタナティブミュージックの普及促進、アーティストのアジアを起点とした活動支援を目的に設立した。
(嘉手苅友也)