帝国データバンク沖縄支店は6日、沖縄市で洋菓子店「ゴヤケーキ」を経営していた「GOYA」(沖縄市、金城ビオレタ代表)が、那覇地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。負債は約1200万円で、債権者数は22人。
同支店などによると同社は1990年代に創業し、2007年に法人化した。シフォンケーキを主体に、パウンドケーキやロールケーキ、タルトなどの製造販売を手掛けてきた。
一時は那覇市首里でも店舗を構えるなど人気を博してきたが、前代表の呉屋譲二氏が19年12月に急逝。金城ビオレタ氏を代表とし、事業を縮小して営業を続けていたが、20年1月に沖縄市の本店を閉鎖していた。
▼普天間高生が愛する「点心」の謎に迫った 中華風丼弁当の誕生秘話、店主はどんな人?
▼デカ盛りの「波止場食堂」が閉店 最終日に惜しむ客らガッツリ完食